だから止まらなかった涙なのか

 

デザイナー志望の彼と付き合っていた事がある。

 

もう何年も前だしわたしがクズだったため一瞬で別れる事になりましたが

でもこのひとと付き合うと決めた事、付き合った事 はわたしのなかでとても大きい意味がありまして

付き合えて良かったし楽しく幸せだったと思っています。

 

そのとき、彼に言ったんだ

「わたしのために服作って!」

って。

まあ彼曰く

『今まで色んな女にそう言われたけど実現した試しがない』

と。

たぶんそういう可愛らしいことを言う時期があっても

どうせ別れてきたもんな 的な?意味だったと思うんだが

その時わたしは

「わたしはほんとに作ってもらうもん」

と言った。

本気でそう思っていた、そうじゃなきゃ一緒にいるなんて決めなかったし。

彼は笑っただけだったし

結局すぐ別れることになってしまったわけだけど

過去の女たちと同じになってしまったわけだけど

その時は本気で

今までの女と同じにはならない

と思っていたよ。

と、この前服を買いに行った時ふと思い出した。

 

今はどうやら結婚したらしいので

奥さんには作ってあげているのかな。とね。

 

何をこっちが思っていても

からしたら たくさんいた女たちと同じなんだろうなあ〜

とか思いました。それは勿論仕方がないけど。